「多様な教育」に出逢うこと・知ること

先日、 ファシリテイティブ・エデュケーター/教育コンサルタントの武田緑さんが福岡に来られていた機会に、緑さんを囲んで教育を語ろう!という鍋会を、仲間と一緒に開催しました。

武田緑さんは、よりよい教育の未来を創造するNPO・コアプラスを大学生のときに立ち上げ、多種多様な学校・スクールや教育に携わる団体や企業などが一堂に集う「エデュコレ~多様な教育の博覧会~」を開催するなど、多様な教育の存在を知らせる活動や、 教育で社会を良くするしかけづくりを積極的に実践している方です。

今回、集まったメンバーの半数以上が学生さん(中高大学生)でした。

緑さんがこの世代(10代・20代の人たち)への発信力、この世代の人たちの心をつかむ力を持っていることに感心すると同時に、この世代の人たちが、多様な教育のあり方に関心を持って、知ろうとしていること・広めようとしていることを、頼もしく思いました。

と同時に、時代は確実に変わってきてる、と感じました。

私が教育系の大学生だった20年以上前には、公の学校以外の学びの場のことが、情報として入ってくることはほとんどありませんでした。

そして、私が多様な学びの場のことに関心を持ち始めた10年くらい前にも、この話が出来る相手は限られていました。

ところが今は、そういったことを知っている人・関心を持っている人・選択肢として考えている人と出逢う機会が増えています。

とくにこの1~2年の間で、確実に増えていると実感します。

最近、別の機会で、卒論でホームスクーリングのことをテーマに研究している大学生と知り合いました。

多様な学びの場の選択肢は、確実に存在しているけれど、それを知っている人がまだまだ少ないこと、(そういう人が周りにいないので)それを選ぶことは無理だ・大変なことだと思っている人がまだまだ多いこと、などを話しました。

多様な学び方、そして、多様な生き方・働き方の選択があることを、知らせる人・つないでいく人の存在も、本当に大事だと感じた、最近の出来事でした。

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