<お話会>「信頼と尊重のコミュニケーション」~サドベリー教育が教えてくれたこと

2012年7月11日、
神奈川から、「湘南サドベリースクール」のきむらゆきさんを迎えて、
お話会『信頼と尊重のコミュニケーション~サドベリー教育が教えてくれたもの』を、
友人たちと開催しました。

10数人ほどの方が、参加してくださいました。

最初に、なぜ参加したのか、この会で何を受け取りたいのかを、1人1人話していきました。

それをもとに、ゆきさんからの話題提供。
サドベリースクールについて、動画で解説。

そして、みんなとのやりとりの時間。

最後に一言ずつ、感じたことをシェア。

3時間の小さな会でしたが、
対話形式ですすんでいく、密度の濃い時間でした。

誰かが話をしている、その瞬間瞬間に、
リアルにいろんなことを感じました。

私自身が受け取ったこと、感じたことを、以下に書いてみます。


■社会問題は、人がやったことの結果ではなく、
自分もその一員で、
自分もその結果につながっている、ということ。

ふだんから対話をしていれば、
自分のこととして感じられるようになるけれど、
それがないと、自分のこととして感じられなくなってしまう。

選挙の投票率が低いのは、なぜ?
当事者意識がなくなっているからでは?

■普通の(既成の)学校教育を選んだ子どもも、
それ以外の選択をした子どもも、
同じ時代を生きている。

どちらがどうか、ではなくて、
多様な教育の選択肢を尊重することが、大事なこと。

■子どもたちは、生まれながらにして自由な1人の人間である。
「自由にさせている」のではなく、
1人1人を尊重するしくみが、サドベリースクール。

■目の前の問題に悩んでいるように見えるのは、
実はその先にクリアに見えてるものがあるから。


最後の一文が、一番心に響きました。

そのことに自信をもって、自分の道を歩いていきたいと思いました。

※2010~2017年に書いた前のブログから抜粋して、加筆修正したものを、投稿しています。


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