2013年2月23~24日、福岡県糸島市にて、ホームスクールの集い を開催しました。
いろんな立場の人が、いろんな地域から集まる
「ホームスクール」「ホームスクーリング」という言葉にピンときた人たちの集まりでしたが、
実際に集まったのは、ホームスクーリングをしている家族だけでなくて、これからの教育や学びを、多様な意味でとらえたり選択をしている、様々な立場の人たちでした。
その中でも、学校に通わずにホームスクーリングで育っているお子さんと保護者の方が、実際に何組もいたことに驚きました。
その他にも、いろんな方がおられました。
例えば、
- お子さんが自主保育や自然保育の保育園/幼稚園に通っている人、
- 小学校入学を前にしてこれからどうしようかと考えている人、
- お子さんがオルタナティブスクールや私立の学校に通っている人、
- 普通の小学校に通いながらもいろいろな疑問を抱えている人、
- 教室に行かずに保健室登校している人、
- これからフリースクールを始める予定の人、
- 全国のフリースクールを訪ねて旅をしたことがある人
・・・などなど。
地域も、福岡だけでなく、佐賀、長崎、熊本など、広域から。
人数も、入れ替り立ち替りで、一番多い時間には、子ども・大人合わせて総勢50人を越えました。
子どもたちのこれからの育ちの場・学びの場のことを、考えたり行動している人が、
こんなにおられるということ自体が、すごいことだと感じました。
決まったプログラムのない2日間
ご飯の時間と、みんなで話をする時間のスタートを設定した以外は、
とくにプログラムも決めずに過ごした2日間でした。
何も決めないところから、そのときそのときで何かが起こってくる、という感じで、時間が流れていきました。
子どもたちは、いつの間にかいろんな遊びが始まって、ずっと途切れることなく、何かの遊びが続いている感じ。
会場のすぐ近くが海でした。
2月とはいえ、あまり寒くもなかったので、子どもたちは、海に向かっていったり、裸足になって入ったりしました。
夜は夜で、大人だけの語りの時間になり、お互いに質問し合いながら、それぞれの今に至るライフヒストリーを語る、ということも始まって、遅い人は、午前4時くらいまで起きていたようです。
小さながっこうの、ゆるやかなつながりを
このまま、ここで学校ができたらいいのに・・・なんていう声も出てきました。
今回、人の出会いや流れが重なっての、この場の実現でした。
きっとまた、何らかのカタチで、何らかの場が生まれるんじゃないかと感じています。
やりたい!と手を挙げたところに。
そんな瞬間の連続。その連続が、「小さな学校」みたいなものかもしれません。
この場で出会うことのできた皆さん、ありがとうございました。
また次を楽しみにしています。
※2010~2017年に書いたブログから抜粋して、加筆修正したものを、投稿しています。
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