オンラインで対話の会
「九州ホームスクーリングネット」という、ゆるやかなつながりがあります。
その中で、時々、オンラインを使ったお話会をしています。
双方向にやりとりをする、対話型のお話会です。
話すテーマは、その時々のメンバーによって設定していますが、これまで例えば、「ホームスクーリングについて話そう」「通信制高校について話そう」といったテーマがありました。
今日の記事は、その「ホームスクーリングについて話そう」というお話会の中で出てきた話についてです。
ホームスクーリングから、丸くつながる社会へ
「丸くつながる社会」とは、どんな社会?
そのお話会の中で、
ホームスクーリングをやっていることは、「丸くつながる社会をつくること」になる、という話が出てきました。
「丸くつながる社会」って、どんな社会でしょうか?
例えば、こんな話が出てきました。
↓ ↓ ↓
■ものごとを決めるのは、一部の誰かではない。対話を重ねながら、決まっていく。
■決まるまでに時間がかかったり、決まらないこともあるけれど、その過程を尊重する。
■自分と人とは違っている。違ったままでOK。そのままで存在している。
1人1人が、それぞれのあり方で存在していて、
必要なときに必要な人がゆるやかにつながる。
それぞれの周りに、
それぞれの好きな大きさで、
円を描くかのように。そんな円が、あちこちに存在している。
そんなイメージでしょうか。
そして、丸くつながる社会では、
学びの場・教育の場も、多様な形で、あちこちに存在し、
選びたい人が選びたい場を選ぶことができる。
そんなイメージでしょうか。
このイメージは、子どもたちの方が、すでにわかっているのかもしれません。
最初は自分の中のイメージから
今の社会、そして学校の枠組みは、
多くの場合、双方向でなく、一方通行。
決まったことを変えることは難しい・・・と感じるかもしれません。
そこと付き合わざるを得ないとき、どう折り合いをつけていくか
だけど、自分の中に、丸くある、丸くつながるイメージが持てていたら、
目の前の現実そのものを変えることはできなくても、
自分の周りに、小さく、丸くつながる現実を創っていくことはできるんじゃないかと思います。
まずは小さく。最初は自分の中のイメージから。
それが現実に変わっていく瞬間が、必ず来ると思っています。
ホームスクーリングを経験してきた家庭には、
そんなイメージから始まって、現実を創り出してきた経験がある人が、多いのかもしれません。
そんなことを感じた、お話会でした。
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