DMZ平和巡礼ツアー(1)~東アジア地球市民村2019in韓国⑦

【1日目 5/26】

DMZ平和巡礼ツアーが始まりました。日本・韓国・中国・台湾からの参加者・スタッフ、約90人で、4泊5日の旅を共にします。

初日の宿泊先は、国境に近いポチョンという町にある平和木農場。
40年前から、約2haの土地で、仲間と一緒に施設を建て、バイオダイナミクス農法で循環型の農業を営んでいるそうです。

【2日目 5/27】

雨の朝。農場のオーナーさんに、農場内を案内していただきました。

牛や豚、蜂を飼い、雑穀や野菜を60種類以上。食べるものは、ほぼ自給。朝ごはんも、農場で焼いたパンにジャム、古代米のご飯、みそ汁、生野菜、ヤギのミルクなどでした。

研修施設もあって、かなりの人数泊まれそうですが、私たちは90人なので、もうすでにいっぱい。コンクリートの床にマットを敷いて寝た人もいました。

バスで農場をあとにして、出発。

京元線鉄道の中断点(白馬高地駅)。もともとは北朝鮮と繋がっていた線路ですが、ここで分断されています。

鍵展望台。「鍵」は、統一の鍵の意味。 DMZのすぐ外側で、軍の人が365日24時間体制で守っています。
ここに行く途中に、警備しているゲートを越える場所もありました。

そんな緊張した場所ですが、DMZの中は自然の宝庫。晴れてたら北朝鮮まで見えるそうです。

食堂のお昼ご飯。おかずはみんなでシェア。各自、ご飯とスープが付きます。

午後は、DMZ近くのコース約6kmのウォーキング。

イムジン河沿いの道。下流は韓国で、上流が北朝鮮。整備されたコースなので、気持ちよくウォーキングできます^。

この日は、公民館に泊まりました。 この地域で自然農をされている農場主さんのお話がありましたが、自然農を始めるに至るまでのお話が、まるでドラマのようでした。

また、夜は、遅くまで、DMZができるに至った日韓中の歴史について、20人くらいの人たちと輪になって話をしていました。

歴史の話、捉え方の違い、感覚の違い、自分はどう考えているか…など、だんだんと深い話に。
東アジアの人たちとこんな話ができることがすごい、と思いました。

置かれてる状況は違っても、共通のビジョンを持つことはできる。そのためにも、まずは話すことがスタートなんだと思いました。

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