IDEC2014 in韓国⑥~セウォル号のこと

2014年に開催された、IDEC(International Democratic Education Conference )2014 in 韓国
大会の中で、フェリー・セウォル号の沈没事故の追悼のセレモニーが、2回ほどありました。

祈りのセレモニー。

公園でのパフォーマンス。黄色い傘と、黄色い折り紙の船を持って、静かに歩いていきました。

それまで全く風がなかったのに、歩き始めてから風が吹き出し、空には虹がかかり、きれいな夕焼けの空になりました。

★このセウォル号の事故を、韓国のオルタナティブ教育に関わる方々がどうとらえたか、IDECでお会いした朝倉景樹さんがブログに書かれているので、リンクを紹介します。
オルタナティブ教育海外訪問記 「韓国・夏⑨IDECセウォル号の事故について」

セウォル号の沈没事故で、修学旅行の高校生のほとんどが亡くなってしまったのは、なぜだったのでしょうか?

沈没当時の様子が伝えられている動画によると、沈没しはじめているときにも、船内にその状況は伝えられず、その場を動かないでください、という指示があり、生徒たちは、船内から動かなかったそうです。その時間に、すでに、船の乗員たちは避難していたそうです。

傾き始めている船の中で、なぜ、彼らは大人の言うことを疑わずに、犠牲になったのか・・・。
このことが、教育の問題として、教育関係の方々の間で重く取り上げられているということを、今回韓国に行って、初めて知りました。

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