DMZ平和巡礼ツアー(3)~東アジア地球市民村2019in韓国⑨

【4日目5/29】

田畑芸術学校を出発。

本土から江華島(カンファド)に渡る大橋の近くで、自然公園の中を散策。

漢江(ハンガン)へ向かいます。鉄条網があるので、川岸には降りることができません。

漢江を望む場所へ。対岸は北朝鮮。川の真ん中が国境です。

みんなで、平和を祈ります。

最終日の宿泊先は、江華島にあるサンマウルスクール(山村高等学校)。

国の認可を受けた、全寮制のオルタナティブスクールです。

循環型の暮らしを実践。お米は100%自給、エネルギーは半分を自給。特徴的なのは、施設や建物が全てエコ建築で、木や土などの循環する材料で作っていること。

各地から見学も多いそうです。

ツアー最後の夜は、振り返りタイム。

自然豊かな穏やかな場所。川の向こうのすぐ隣の国。それなのに、DMZを越えることができないことを思い出すと、せつない気持ちになりました。

韓国の若い人たちも、DMZに来る機会はなかなかないと言います。あの鉄条網を実際に目にしたときは悲しくなった、と話していました。

でも、人と人はつながることができる。近い将来には、軍の人の監視も、鉄条網もなくても、戦うこともなく、行き来も自由にできる。そんな日が一日も早く来ますように。

韓国と北朝鮮だけの問題ではなく、私たちみんなにつながってる事柄だと、改めて感じました。

【5日目5/30】

DMZツアー最終日。

みんなの願いが集まって、木になりました。

さて、それぞれの場所へ、出発です。

そして、今回のDMZ平和巡礼ツアーは、次は、2022年2月22日からスタートする、南と北をつないで朝鮮半島を歩く旅へとつながっていきます。

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以上、旅の報告でした。

ご一緒くださったみなさん、ありがとうございました(^^)

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