なぜアウトプットが先なのか~フリースクール・スペースの作り方お話会より

昨日は、オンラインのお話会で、ファシリテーター(進行役)をさせていただきました。
テーマは「フリースクール・スペースの作り方&ホームスクーリングって何?」でした。

参加者・パネラー・進行役合わせて12人。
はじめましての人もいれば、知ってる人もいるし、同じ地域の人もいれば遠くの人もいて・・・北は東北から南は九州まで、全国からオンライン上に集まりました。

知りたいことや想いはそれぞれ。参加の理由も、それぞれ。

パネラー役が提供できる得意分野はある。参加者の皆さんの中にも、経験豊富な方がいる。
でも、テーマ自体が広いので、さて、どんな話を共有しよう・・・。単にノウハウの話じゃ、もったいないな。

そこで、開催前にアンケートに答えていただいて、それぞれが知りたいことをテーマにしました。
あとは、その場で質問に答えたり、内容によっては経験者の方にお話していただいたりしながら、すすめていきました。

例えば、こんな話がありました。

フリースクールに関しては、「フリースクールをスタートしたそもそものきっかけ」「なぜNPO法人という形を選んだのか?なぜ他の形ではなかったのか?」「そもそも最初に何から始めたらいいのか」 「最初の仲間をどうやって見つけたのか」 「親がフリースクールのスタッフをしていると実際どうなのか(スクールのメンバーに話してもらいました)」

ホームスクーリングに関しては「そもそもホームスクーリングにするときに、学校にどう伝えたのか」「中学生以上のホームスクーリング、実際どうしてる?」「親が教えるのか?親が関わるのは難しくないのか?」「小中学校の卒業はどうなるのか?(→もちろん、出席してなくても卒業できます)」

質問って、面白い。質問があるから、いろいろ見えてくるし、頭の中でいろいろ考えはじめる・・・

だから、アウトプットが先なんだと思いました。
自分がどこに行きたいのか。何が欲しいのか。何が知りたいのか。
それがはっきりしてくればくるほど、必要なことが入ってくるし、そのスピードもアップする。

逆に、インプットばかりが増えてくると、今の自分にないものが気になって、一歩踏み出すのが怖くなる・・・(まさに、以前の私がそんな感じでした)。

インプットの前に、アウトプット。アウトプットしながら、その時々に必要なことをインプット。これくらいがちょうどいいのかも。
そして、わからなくなってモヤモヤしたり、そこから自分でなんとかしようとするのが、大事なのかも。

これは、自分にも言い聞かせています。

学びの種は、自分の周りにたくさんあるし、いつでもアクセスすることができる。自分が何が欲しいのかがわかれば、受け取ることができる。

そのためにも、まずは自分からアウトプットだな、と。

今やっているお話会は、そんな感じなので、すぐに答えが欲しい人はモヤモヤするかもしれませんが、アウトプットしながら共有しながらすすむのを一緒に体験したい人には、面白い場かもしれませんね。

さて、これとは別に、これからフリースクールやスペース、自分の場を立ち上げたい人向けに、有料講座を計画しています。こちらでは、 具体的に何から始めたらいいのか、どんなことを基本に押さえておいたらいいか、といったことをしっかり伝えた上で、実際にスタートするところを一緒に伴走していきます。

また改めてご案内しますが、気になる方はお問い合わせフォームからご連絡ください。詳細決まり次第お知らせします。

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