2010年5月に受講した、デモクラティックスクール研修のときの話です。
デモクラティックスクールをつくろう。このときは、そう心の中で思っていました。
そのことをSNSで書いてみたり、話のできそうな何人かの人には、この話をしていました。共感してくれる人もいました。
だけど、実際のところ、誰とやるのか?場所はどこでやるのか?どうやって始めるのか?具体的なことは、何も決まっていない。
しかも、話のできる人は、すぐに会える距離にはいない。話が通じる、共感し合える人との出会いは、とてもありがたいのだけど、距離の離れている人ばかり。
近くに住んでいて、一緒にやろうという人を、どうしたら見つけることができるんだろう。
どうしたらいいのか、わからなくなってきました。
外側のことをどうするかでなく、まずは自分の中心を整える
「そうだ、こんなときは、まずは自分を整えることなんだ」と、研修の中で、改めて思い直しました。
今回のデモクラティックスクール研修の目的に、こう書かれています。
「デモクラティックスクールという学びを創るためには、まず自分の内側を整え(つまりデモクラティックにするということ)、そして一緒にやっていく仲間とのコミュニケーションを整え(本音で言い合える関係作り)、そして、家族である子どもたちとの関係(バランス)を整える必要があります。その上で、運営や展開(展望)というものが、自然に育ってくると思います。」
自分は、どうしたいのか。自分の中心には、何があるのか。自分が本当にしたいことは、何なのか。
それがスタートだ。そこにまず意識を向けてみよう。
この頃読んだ本の中の、こんな一節を思い出しました。
『自分の観念体系すべてを使って情熱を傾けているものに15分集中した後、それを実現させるための最良の方法は「それを手放し、ゆだねて、実現するかどうかを気にしない」ということです。
物質次元の意識(顕在意識、思考の部分)は、情熱の対象に集中したことでするべき仕事をもう終えたわけです。ですから次は、あらゆる想定や期待やニーズなどを全部手放して、高次の意識にゆだねていかなければなりません。
そうすると高次の意識が、どのような形であれ、「実際に起きるべき方法」できちんと実現してくれます。』(本田健、バシャール「未来はえらべる!」より)
※2010~2017年に書いた前のブログから抜粋して、加筆修正したものを、投稿しています。
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