自由に音を探って、重ねていくと、誰でも曲が作れる!【ピアノオンラインレッスン/受講生さんへのインタビュー③】

これまでのピアノオンラインレッスンの受講生さんに、インタビューしています。

3回目のお相手は、Kさん(当時、小学3年生)と、お母さん。
親子で参加してくださいました。

耳を頼りに音を拾って、ピアノで音を探って、弾いていた

私

レッスンに参加する前は、どんな感じでしたか?

Kさん
Kさん

ピアノを気持ちよく弾きたいと思ってました。

それまでも、弾いていたんですか?

お母さん
お母さん

電子ピアノを、さわって音を出してるっていう感じでしたね。
たくさんじゃないけど、何曲か知ってる曲を、耳を頼りに押してみて、
みたいな感じで、楽しんでましたね。


ピアノを習いに行くという感じでもなくて。
でも、音遊びができたらいいな、と思ってました。


Kは、耳が良くて。
小さな頃から、誰かが歌っている鼻歌の旋律がずれていたら
耳をふさいで、「やだやだ、やめて」って言ったり。

だから、鼻歌も注意して歌わないと、って感じで、
繊細だな、と思ってましたね。

1人で練習ではなく、みんなと楽しくやってみたかった

オンラインレッスンに参加したきっかけは、何でしたか?

お母さん
お母さん

Kは、耳コピも速くできるから、
もし音楽が好きなら、スムーズにその世界に入れるかも、と思っていました。


ピアノと自分だけでひたすら練習して向き合って曲を弾く、というよりも
何か楽しいことないかなーと思っているときに
れいちゃんのレッスンのことを知って、これだ、と思って。

どちらが先にやろうって言ったんですか?

お母さん
お母さん

私が先でしたね。

3年生だし、ピアノ教室にも行ったことないから、
何がふつうなのかもわからない状態で、

あまり説明しても、そのまま理解できるとは限らないし
私も楽しんでいたら、この子も楽しんでくれるかな、みたいな感じで。

誘ってみたら、やってみる、ということになって、2人で参加しました。

ピアノは習ってみたいなーと思っていたんですよ。

自由に音を選んで、みんなと重ねていくと、曲になる

やってみて、どうでしたか?

Kさん
Kさん

楽しかった!
これしなさい、じゃなくて、
自由に音を選んで自分で曲を作るというのが楽しかった。

お母さん
お母さん

音楽をやるとか、作る、なんていうことって
音楽をやったことのある人とか、音を良く知ってる人しか
難しいものなんじゃないかな、と勝手に思ってました。


だけど、みんなでやると、
すごくシンプルな音、3音とか2音とかで

リズムをとるだけで曲になって

それが重なって聞き返した時の感動。

わー、すごい、もう曲になってる!!って感じで。


緊張はするんだけど、
これでいいのかな、とか思うんだけど

前の人の音を聞いていたら、自然と、
こんな感じかな、というのが自分の中に生まれてきて
ただそれを素直に出せばいいんだというのが、すごく面白かった。


画面上なんだけど、みなさんが音を探ってる様子とか、
自分も含めてなんだけど、その表情が、なんていうか、
正しいとか間違いとかもないところで
広い宇宙の中から音探しをしてる感じがして、
すごくいいな、と思って。


Kの表情とか見てると
自分で何かを作っているときの集中した、
何かをつかもうとしている表情が、
たくさん見れたな、と思って、すごい楽しかったです。


私、子どもの頃から、ピアノを弾いてる人にあこがれていてね、
すごい上手な子とかもいて、弾いて、と頼んだり、
簡単なことだったら教えてもらったり。

私には敷居の高いことだったんだけど。


でも、音ってみんなが聞けるものだし
ピアノは、素直に押せばそのまま音が出るし
とても身近なものだな、と思ったんだよね。

どんな組み合わせでも、曲になる

お母さん
お母さん

レッスンが終わったあとに、
曲作ってみたいな!と思うようになったんだよね。

朗読のボランティアに行ってて、物語を読むのが好きなんだけど
その導入で、自分でその物語のイメージで浮かんだものを入れたりとか、
できるかも、と思っています。

できますよ!曲を作るって、すごくシンプルなことなんですよ。

お母さん
お母さん

レッスンでもやったけど、黒鍵だけで曲になるじゃない。
どんな組み合わせでも。
あの感じ。曲になるし、いい!みたいな。

しかも、音を観察する行為みたいなの。
私が音楽家なら、ここをこうしたらこういう音になって、
というイメージがあるんだろうけど、
れいちゃんのレッスンは、何もないところから、
こういう感じ、じゃあ次はこんな感じかな、と

音を観察する行為が、すごい面白かった。


味わうっていうのかな、音そのものを。
わからないからこそ。

それが、私のやりたかったことなんだろうな、と感動しました。

音ってすごい深いね。今、すごく考えてて。

私が今話してる音も、Kの音も
それぞれが発している声だったりね。

一口では言えない、いろんなものが重なってて。
音になってるんだろうなー、と


音楽をつくるときも、楽器そのもの以外にも、
音に関わることって、すごい、いっぱいあるんだろうな。
その人にしか出せない音が。

それをいろんな人から見せてもらったし。
へー、こうなるんだー、とか、あるよね。
その人らしさみたいなのが垣間見える瞬間が。

みんなとコラボで動画を撮るのが楽しかった

お母さん
お母さん

レッスンのときに、みんなとコラボで録画した曲を
Kと、もう1回聞いてみようと話して、聞いてみたんだよね。

そのときのことが、すごいよみがえって。

緊張したとか、ドキドキした、という思いもあったんだけど、
実際に録音したものを見てみたら
めっちゃ楽しかったんだ!と思って、
めっちゃ笑っとったよね!!


真顔で、カラスの真似とかね(笑)

クリスマスにサンタクロースに扮したりとかも、あったよね。
かぶりものも、したよね。


緊張したというよりも、楽しかった記憶がすごいやってきて。
あれは、永久保存だよね!

またしてみたいっていう話にもなったよね。

★オンラインコラボで、即興で、いろんな動画を撮りました。そのうちの1つ、こんな感じです。

耳コピした曲を、気持ち良く弾けるようになりたい

レッスンが終わってから、その後いかがですか?

お母さん
お母さん

ピアノ弾くのは好きだよね

Kさん
Kさん

うん。

お母さん
お母さん

何か練習してる。それこそ、アドリブで。

Kさん
Kさん

うん、自分の部屋で弾いてる。

やってみたいこととか、こうなりたいな、っていうのが、ありますか?

Kさん
Kさん

ちゃんとした曲を弾いてみたいな。
練習して積み上げるのは難しそうだけど、
弾けるようになったら、気持ちよくて楽しそう。

お母さん
お母さん

そこはまだ、体験してないことだよね。
ピアノが上手な人って、気持ちよく弾くよね。

Kちゃんは、耳で聞いて音がとれるもんね。

Kさん
Kさん

楽譜は苦手だけど、音で覚えて弾いてる。
弾ける曲、あるよ!耳コピで。

お母さん
お母さん

両手で弾いてるよね。

Kさん
Kさん

そう、両手で。

お母さん
お母さん

弾き方は知らないから、自分で探りながら、弾きやすい指でやってるのかな。

Kさん
Kさん

うん。

ストリートピアノも弾いてみたい

お母さん
お母さん

街角に置いてあるピアノを弾いてるのを、TVで見るのが好きだよね。

ストリートピアノですよね!お家の近くにも、あるんじゃないかな?

Kさん
Kさん

学校のピアノは自由に弾けるけど。

(ネットで検索して)
あ!ストリートピアノ、あるよ!
Kちゃんの住んでる市内に。

お母さん
お母さん

えー、そこなんだ!イベントとかライブとかやってる場所だ。
弾いてる人、少ないのかな。

誰でも弾けるから、気軽に弾いてみたらいいかも。

Kさん
Kさん

1人だと恥ずかしいけど、2人でだったらいけるかも!

お母さん
お母さん

今度行ってみるよー!

こんな感じのレッスンです

受講していただいたピアノオンラインレッスンは、こんな感じでした。
ただ今、次の募集に向けて、ブラッシュアップ中です。

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