不定期で、時々開催しているオンラインお話会。オンラインで、お互いの話を、ただ話す・聴くという会です。
九州ホームスクーリングネットと、広島のフリースクール木のねっこが運営する 「子どもがつくる次世代型町内会」 とで、合同で呼びかけて開催しました。
フリースクールや、学校に行かない選択をしていたり、学校の中での立ち位置を模索していたり・・・と、多様な学びや育ちを経験している子どもたちに寄り添っている、保護者の集まりでした。子どもたちの年齢も様々です。
持ち時間は1人10分ずつ。その間、話したいことをただ話し、周りはひたすら聴く。それから、周りもその人の話題に寄り添って話す・・・という時間。
テーマは決めず、「最近どう?」からはじまって、それぞれが話したいことを話しました。
誰か1人の話を聴くだけでなく、全員に、話す時間が保証されます。かといって、無理に話さなくていいので、ただ話したいことだけを話せばいいし、話さなくてもいい。そして、他の人の話に耳を傾ける・・・。
1人の持ち時間はたった10分だけど、どことなくゆったりとした時間。そして、答えは1つじゃなくて、人の数だけ答えがある。それを聴いていると、あーそうか、と自分の中にあるものにふと気づいたり。
その瞬間瞬間で、感じたことはいろいろありますが、今回、自分の中で、次の言葉が何度かリフレインしていました。
「どこかに行こうとしなくてもいい」「何かになろうとしなくてもいい」
どこかに行こうとしなくても、今の場所にいるだけで十分豊かで幸せであるという感覚。
今の場所にいながら、必要なことには出会えるし、人とつながることもできるし、社会とつながることもできる。それができる時代になっているんだと思います。
そして、自分以外の「何か」になろうと無理する必要なんて、どこにもないし。
この「どこか」を「学校」に置き換えることもできるんじゃないかな。
それぞれが自分の場所にいながら、ゆるやかにつながっていく。それを通して、それぞれが深まっていくような場をつくりたい。そんなふうにも思いました。
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