音楽は、今目の前にいる人とのコミュニケーションの手段。
それは、練習や準備をして本番があるという世界や、誰かに音楽を届ける・聞いてもらうという世界とは、また別のもう1つの世界です。
(だけど、コミュニケーションの世界が豊かになればなるほど、芸術としての音楽の世界も豊かに感じられるようになってくる気がします)
目の前の人とコミュニケーションするには、どんなスキルがあるかも、どんな楽器や道具を使えるかも、関係ないと思っています。
むしろ、スキルや経験はいったん置いておいて、何なら楽器も楽譜も置いておいて、今目の前にいる人と、一緒に何ができるか・・・それを探るところから、始まるような気がします。
そこから始まる、会話と同じようなものだけど、言語を使うよりもっとシンプルかも。
いつでも、どこででも、誰とでも、できること。家庭でも、身近な人とでも、旅先で初めて会った人とでも。
正解はないし、答えは1つじゃない、場の数だけあるもの。
一緒にできたという感覚を、これからもいろんな人と共有していきたいと思っています。
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