アジア太平洋の各地から、これからの教育に関わる人たちが集まる
2017年8月1日~5日に東京で開催された、APDEC2017に参加してきました。
APDECとは、Asia Pacific Democratic Education Conference、直訳すると「アジア太平洋デモクラティック教育大会」。
2014年に韓国で参加したのはIDEC(International Democratic Education Conference)でしたが、そのアジア太平洋地域版です。
アジア・太平洋地域の各地から、デモクラティックスクール、オルタナティブスクール、フリースクール、ホームスクーリング・・・といった、これからの教育・学びの場に、関わる人、学ぶ人、研究する人、関心ある人などが集まって、交流し、学び合う5日間です。
約500人の参加者は全部で約500人。半分が海外から。
私たちも、九州から誘い合わせて、10人ほどで一緒に参加しました。
5日間、いろんな人と話したり、交流したり、講演を聞いたり、学んだり、体験したり、ワークショップを企画したり・・・とにかく盛りだくさんで、あっという間の5日間でした。
デモクラティックな教育・学びって、何だろう?
これから何回かに分けて報告を書きますが、今回、大きく感じたことが2つありました。
1つ目は、そもそも「デモクラティックな教育」って何だろう?ということ。
デモクラシー、デモクラティック教育、デモクラティックスクール・・・そもそもの意味は?
それを、もっと深く理解したいと思うようになりました。
国の社会的・文化的な背景によっても、違うかもしれません。では、日本の場合は?
コトバの意味や背景を、きちんと理解したいと思いました。
そのための学びや交流を、これから重ねていこうと思います。
★私たちの学びからまずスタート、そして交流するために、QDEC(九州デモクラティック教育コミュニティ)が立ち上がりました。
東アジアの人たちと、経験の交流・学びの機会の共有をはじめる
大きく感じたことの2つ目は、東アジアの国々の教育における問題や社会的な背景が、とても似ているということ。
とくに、今回知り合うことができて、話を聞くことができた、日本・台湾・韓国の状況は、異なるところもあるけれど、よく似ていると思いました。
今後、東アジアの人たちと、経験を共有し合ったり、学びの機会を共有していきたい。そのために、顔の見える人と人との、小さな交流・行き来をスタートすることにしました。
九州とアジアは、距離的にも近いです。
まずは、韓国と台湾。今年の秋に韓国、来年の春に台湾へ。今回出逢った人たちやスクールを訪ねていく計画を立てました。
そこから少しずつ、他の国へも広げていきたいと思っています。
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