練習して上手くなってからじゃないと、みんなと一緒に演奏できない、と思っていませんか?【音楽】

こんにちは!
れいちゃんの大人の音楽教室
インストラクターの高藤麗子(れいちゃん)です。

「楽器が上手くなってからじゃないと、みんなと一緒に演奏できない!」
「もっと練習してからじゃないと、人と合わせるなんて無理・・・」
なんて思っていませんか?

いやいや、全然そんなことない、セッションだったら、むしろ一緒にやりましょう!というお話をします。

練習して上手くなってからじゃなくても、人と一緒にやった方がいいと思う理由

①今すぐできることが、誰にでもあるから

そもそも、楽器が上手くなってからじゃないと一緒にやってはいけない、なんていうことはありません。

だれでも、今できることが1つでも2つでもあれば、今すぐ、一緒にできることがあります。
今初めて楽器を持った、という人でも。

例えば、出せる音が1つだけだとしたら、その音だけを使って、そこから広がること・深まること、いろいろあると思いませんか?

②人と合わせた方が、どんどん上手くなるから

むしろ、1人だけで練習してるよりも、人と合わせてやった方がどんどんうまくなる、ということもあります。

英語も同じですよね。覚えた言葉を、1つでも2つでも使ってみた方が、身につくのが早いですよね。

そして、英語の場合も、実際に使わないまま、もっとやらなきゃ・・・と、どんどん難しいことを覚えていくと、逆に、どんどん使いにくくなるような、使うタイミングを逃してしまうような、そんな気がします。

楽器も、できることが1つでも2つでもあるなら、そのタイミングで人と合わせた方が、使えるようになるのが早い気がします。

③できないことはやらなくても大丈夫だから〜シンプルな方が相手に伝わる

仮に、練習してうまくなってから、人と一緒にやろう!と思ったとします。

そのとき、ついつい、練習して覚えたことを全部使おうとすることって、ありませんか?

自分はこんなに難しいことができるんだ、というのを、披露したい。
だから、覚えたことをあれもこれも使おう・・・

そんなふうにしたとしたら、それが相手に伝わるかどうかは、また別ですよね。

自分のことで精一杯で、相手のことが見えていない。そんなことにはならないでしょうか。

むしろ、今の自分が、すでに持ってるものを、少なくでいいので、使ってみる。

その方が、自信をもって伝えられるし、相手にもちゃんと伝わると思います。

言葉も音楽も、同じですよね。

自分に合う人と一緒にやろう

人と一緒にやるのが大事、とわかっていても
じゃあ誰とやるといいの?と思うかもしれませんよね。

何か言われたらどうしよう、
迷惑かけたらどうしよう、
ちょっと怖いな・・・
なんて思ってしまったり。

でも、そもそも、間違えたり失敗するのは、
悪いことでもなんでもないし、
迷惑でもなんでもないんですよね。

どんなに長年音楽をやっていても、
間違いなく演奏するなんてことは、ありません。

音楽をやるのは、予定通りに行かないもの。
むしろ、予定どおりに行かなくても
それをその場で面白く転換するのも、音楽の醍醐味だったりします。
(即興演奏だったら、そもそも間違いなんてないですよね)

そんな感じで一緒に楽しめる人、必ずいると思います。

案外身近にいるかもしれないし、
オンラインを使えば、遠くの人とも一緒にやることができます。

私は、ふつうの大人が、気軽に一緒に音を楽しむ場が、
あちこちにできたらいいな、と思っています。

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