はじめに〜音楽キャンプとは
こんにちは!
食と農と暮らしのがっこう「風和土(ふわっと)」の、れいちゃんです。
2023年3月25日〜26日、「第2回ハンディキャップのある人のための音楽キャンプin星野村」を開催。
私も、実行委員会のメンバーの1人として、企画・運営・実施に携わってきました。
このキャンプは、ハンディキャップのある人たちと一緒に、音楽を楽しみ、創り出していくキャンプ。
2023年夏に1回目を開催し、今回が2回目の開催です。
実行委員のメンバーには、プロの音楽家や、キャンプ・野外活動の専門家もいます。
ハンディキャップのあるなしに関わらず、一緒に音楽を楽しみたい人なら、年齢も、スキルも、経験も関係なく、誰でも一緒にやりましょう、というコンセプト。
その場・その瞬間のコミュニケーションを大事にしながら創るキャンプでした。
この記事では、今回の音楽キャンプがどんな感じだったのかを、お伝えします。
こんなプログラムでした
【日時】 2023年3月25日(土)14:00~26日(日)12:00
【場所】 池の山キャンプ場のバンガローとロッジ(福岡県八女市星野村)
【参加人数】15人(10代〜大人)
【プログラム】
3/25(土)
●アイスブレーキング
●音楽ワークショップ
①音楽療法ワークショップ
②みんなでジャムセッション
③カホンワークショップ
④ギターワークショップ
●夕食準備・夕食
●温泉、星の観察、懇親会、フリーセッションなど
●ロッジ・バンガロー泊
3/26(日)
●朝のフリープログラム(散歩、体操など)
●朝食準備・朝食
●ギターの生演奏
●トーンチャイムワークショップ
●みんなでジャムセッション大会
●星野村のお弁当
【主催】音楽キャンプ実行委員会
【協力】放課後等デイサービスかのん、土居自然学校
予定になくても、その場で起きてくることを大切に
あらかじめ予定していたプログラムもありましたが、
実際には、その場の流れで新しいことが始まったり、
誰かからの提案があったりしながら、
変化しながらすすんでいったキャンプでした。
それぞれの、できること・得意なこと・やりたいことが発揮されて、
面白い展開があったり。
そうやって、その場で変化していくのが、
キャンプという形ならではの面白さだと思います。
だから、あらかじめ決めておくことは、ベースになるところだけ。
変化できる余白がある方が、面白い気がします。
どのくらいがちょうどいいのか、これは、何回かやってるうちに、つかめてくるのかも。
このあと、実際の様子を、写真と動画で紹介します。
キャンプの様子を、写真と動画で
1日目
音楽療法ワークショップ
頭も体も使って、ウォーミングアップ!


みんなでジャムセッション
初めての人も、すぐにその場で即興セッション♪
カホンワークショップ
ドラムの先生から、カホンの演奏の基本を習いました。

ギターワークショップ
指1本で簡単に押さえることができて、コードが弾けて、アンサンブルができる。
永吉ギターメソッドの永吉先生より。

夕食
アウトドアクッキングで、春の野草入りのちらしずし、肉じゃが、クレソンスープ。
野草(つくし、わらび、ノカンゾウなど)は、キャンプ場の周りで集めてきたものです。


楽しく交流。

夜のフリーセッションタイム
夜はフリーセッションタイムになりました。


こんな感じでした。
2日目
朝のリラックスタイム
コーヒーの手煎り焙煎をしたり。


マジックでコミュニケーションとか。

永吉先生ギター生演奏。木造のバンガローに響く音、とってもいい音です!

トーンチャイムワークショップ
トーンチャイムを演奏するワークショップ、ではなくて、
なんと、トーンチャイムを使って、コミュニケーションや人間関係を体感するというワークショップ。
新鮮でした。

みんなでジャムセッション
みんなで、ラストのジャムセッション。
楽器が初めてでも、楽譜がなくても、その場ですぐに、みんなで音を合わせて楽しめるセッションです。
即興で「スタンド・バイ・ミー」、こんな感じでした。
おわりに
以上、2023年3月に開催された「第2回ハンディキャップのある人のための音楽キャンプin星野村」について、その様子をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
音楽は、本来、音を楽しむもの。
上手とか下手とか関係なく、
練習してるとかしてないとかも関係なく、
何ができるかできないかも関係なく。
そんな垣根を越えて、一緒に楽しめる世界がいいなーと思いながら、
こういったキャンプに関わっています。
少しでも、その様子を感じていただけたら嬉しいです。
コメント