ただ話す・聞くという場~「オンラインブランチ」に参加して感じたことと、やってみたこと

「オンライン・ブランチ」に参加して

ただ話す・ただ聞く、というお話会

先日、津屋崎ブランチの山口覚さんの「オンラインブランチ」に参加しました。

リアルな対話の会ではなく、オンラインでの対話の会でした。

山口さんがファシリテーターをする会は、
いつも新しい発見があって、なるほどと思うので
タイミング合えば参加したいと、よく思っています。

今回、オンラインだったので、参加させていただきました。

「最近どう?」から、今感じていることを、話してみる

ブランチ=止まり木、という意味です。

「最近どう?」を、ただ語り合う。
テーマを持たずに、1人1人が感じていることを口にしてみる。
それをひたすら聴く。

そんな趣旨でしたが、
そのことがどんなに大事かということを味わおうという会です。

しかも、ゆっくりと進んでいくその場の雰囲気を、心地よく感じました。
議論したり、批判したりは、全くない。
ただ話すだけ・聴くだけで、お互いが響き合っていく感じ。

あー、こんな感じのお話会、やりたいなあ!

そこで、私もさっそく、別の場で開いてみることにしました。

ホームスクーリングの会で、オンラインお話会を開催

ゆるやかなつながりの中で、ゆるやかなお話会

お話会をしようと呼びかけたのは、
九州ホームスクーリングネットのグループの中です。

2013年に始まったこのグループ。
2020年の時点で、100人近く参加しています。
各自の情報交換や交流のきっかけに、というゆるやかなつながりです。
住んでる場所も離れているので、集まることはほとんどありません。

これからの学びの形は変わると考えている人。
子どもが学校に行かないことをきっかけに変化を求められている人。
これからの学びの場をそれぞれのカタチで創り出している人・・・

いろんな立場の人がいます。

自分のすぐ近くには、
ホームスクーリングや多様な学びの話ができる人はいないと感じていても、
必ずどこかにいるし、確実に増えている。
だから、あそこにこんな人がいる、というのを知っているだけでも・・・

そんな思いから生まれた、ゆるやかなつながりです。

だから、ネットワークというよりは、
それぞれの場所にそれぞれがいて、
それがゆるやかにつながってる感じ。

その中で呼びかけるなら、「ブランチ」のようなおはなし会は、しっくりくるかも。

この瞬間に、ふと思ったことを、話す

そして、呼びかけてみて、開催することになりました。
この1ヶ月の間に、3回開催。(あと1回か2回やる予定)

お話会をはじめるときには、毎回必ず、
この場を開いたの意図や、対話のルールを説明しました。

そして、1人10分の持ち時間で、1人ずつ、
今この瞬間にふと思ったことを話すことから始めました。

ふと思ったこと。
ひらめいたこと。
誰かの話を聞いていて話したくなったこと。
その瞬間にある、ほんとのこと。

私も、進行しながら、聴きながら、瞬間瞬間にふと思ったこと、ふと浮かんだ言葉がいろいろありました。
まさに今、ここで、新しい価値を創り出している瞬間なのかも?そんな感じもしました。

今、この瞬間に、本当のことがある

自分の言葉で話す。
目の前の人の話に耳を傾ける。
そこにほんとうのことがある。

世の中には、たくさんの情報があるけど、
まずは、今、この瞬間に、意識を向ける。
これをやることで、
自分に本当に必要な情報も、入りやすくなってくるんじゃないかな。

そして、今のような大きな変化の時代にあっても、
ホームスクーリングならではの安心感や、
逆に強みになっていること・・・それも感じました。

お話会のことについては、また書きたいと思います。

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