12月24日。九州からのメンバーの大人チームは、教育哲学者でアーティストのスギョンさんと、その仲間の皆さんにお会いして、スギョンさんたちの芸術教育の取り組みについて、お話を聞かせていただきました。
だけど、私たち、誰も韓国語はほとんど話せない・・・と思っていたら、メンバーの数人が地下鉄で移動しているときに、たまたま出会った方が、通訳しましょうかと言ってくださったそうです。
その方が、ついて来てくださって、ほんとに通訳してくださいました。
なんてありがたい!偶然のような必然のような出会い。そんなことがあるんですね。
(その通訳してくださった方とは、帰国後も連絡を取り合っています)
合流した場所は、オシャレなカフェでした。
こんなお話を聞きました。
様々な専門分野のアーティストの方が、チームになって、国の助成金で教育のプロジェクトをやっていること。子どもから高齢者まで、上手くなることを目的にではなく、コミュニケーションの手段として、みんが一緒にできることを目指してやっていること。
そして、今の韓国の教育の話。
公教育も、今の方向性は、総合的に子どもたちがやりたいことをやれる方向に変わってきていること。韓国では、不登校の子どもが60人に1人いると言われるが、スクールカウンセラーが相談にのって、学校に戻るのがいいか、オルタナティブな学校がいいか、ホームスクーリングなどの別の方向がいいか、といったことを、一緒に考えることが一般的になってきていること。
そして、オルタナティブスクールやホームスクーリングといった選択肢を、多くの人か好意的にとらえている、と、そんな話もありました。
まだまだ興味深い話がありましたが、お互いのつながりや共通点が見えてきたことが、嬉しかったです。
そして、通訳さん、本当にありがとうございました。
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