紅茶を自宅でつくる作り方

自宅で紅茶を作ってみませんか?

紅茶作りって、一見難しそうに見えますが、自宅でも作ることができます。
手間はかかりますが、それ以上の楽しみや価値があると思いますし、作るたびに味も香りも違ったものになるので奥深さ・面白さも実感できると思います。

また、お茶になるまでの過程がよくわかるので、親子での体験にもオススメです。

茶葉を手に入れて、紅茶作りをはじめよう!

おそらく、これを読んでくださっている方は、「お茶の葉が手に入るけど、紅茶ってどうやって作るんだろう?」と思っている方や、「紅茶作ってみたいけど、材料はどうしたら手に入るの?」と思っている方ではないでしょうか?

紅茶作りに必要な材料は、生のお茶の葉です。

「お茶の葉ってどこで手に入れるの?」と思っている方は、次のような方法で探してみてはいかがでしょうか?

  • お茶摘み体験などに参加したときに、分けてもらいます。
  • 茶畑を持っている人に声をかけておきます。茶摘みが終わったタイミングなどに、摘ませていただけることがあります。
  • 庭にお茶の木がある、という人が、意外にいたりします。
  • 山に自生しているお茶の木もありますので、探してみるのもありです。

我が家は、今では自宅にお茶の木がありますが、ないときは、以上のような方法で茶葉を手に入れていました。

オススメの季節は、春、または初夏です。お茶の新芽の柔らかい一番茶(4月末〜5月頃)、または二番茶(6月頃)の頃が、作りやすいと思います。我が家では、毎年、春の一番茶で、自家用の紅茶を作っています。

それではさっそく、紅茶の作り方を説明します!

準備する道具

  • お茶を手揉みするための道具(むしろ、竹ざる、巻き簾、まな板・・・など、家にあるものを利用)
  • ザル
  • ボウルまたはバット
  • ふきん
  • オーブンまたは鍋(乾燥用)

自家製紅茶の作り方

1、萎凋(いちょう)

ザルなどに広げて、日陰で、丸1日程度干します。

2、揉捻(じゅうねん)

干した葉を、まな板やザル、ムシロなどの上で揉みます。

揉んだ後は、しっかりほぐします。

3、発酵

揉んだ葉をボウルやバットに入れて、乾燥しないように濡れ布巾をかぶせておきます。数時間~半日程度置きます。

4、発酵を止める

120~140℃に予熱したオーブンに入れ、10分程度加熱します。オーブンがない場合は、コンロに鍋をかけて、火を入れます。焦がさないように。

5、乾燥

天日干し、または、風を当てて、乾燥させます。

6、保存

しっかり乾燥させたあと、乾燥剤と一緒に密閉容器に入れます。

作り方を動画で紹介

自家製の手揉み紅茶を作る過程を、こちらの動画で紹介しています。

【手揉み紅茶の作り方(前半)】

【手揉み紅茶の作り方(後半)】

よくある質問

お茶を揉むのに、ムシロなどが必要ですか?

ムシロのようなものだと楽に揉めますが、お家にあるもので代用できますよ。例えば、竹のザル、巻き寿司に使う「巻き簾」、まな板なども使えます。
なければ、両手で揉む方法でも大丈夫です。

どのくらいまで乾燥させたらいいですか?

乾燥が不十分ですと保存ができませんので、しっかりカラカラになるまで乾燥させてください。オーブンや鍋で発酵を止めたときには、まだしっとりした感じだと思いますので、天日干しにするか、エアコンや扇風機などで風を当てて、しっかり乾かしてください。最後に再び、オーブンや鍋で火を入れてもOKです。

また、自家製ですので、完璧に乾燥させるのは難しいと思いますので、美味しいうちに早めに飲まれることをオススメします。

最初は試行錯誤だと思いますが、自家製の紅茶は、作ってみて体感してみるのが一番だと思います。意外とアバウトでもできるものですよ。ぜひ、機会あればチャレンジしてみませんか。


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この記事を書いた人

暮らしも、仕事も、学びも、遊びも、つながっている中で、日々の暮らしを営んでいます。
福岡県八女市在住。
「風和土(ふわっと)~食と農と暮らしのがっこう」代表
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