クリエイティブ・スクール(旅の学校)の卒業発表会 【韓国・釜山オルタナティブ教育交流の旅2019年12月(後半)】

クリエイティブ・スクールの卒業発表会

2019年12月に韓国・釜山を訪れたときの話の続きです。

前半の記事は、こちら。

後半の記事では、
今回の旅の一番の目的、クリエイティブスクール(旅の学校)の卒業発表会について書きます。

1年間の旅の中で学んだことを、パフォーマンスを通じて伝える

12月25日。会場は、釜山の北・ヤンサン市にあるホールです。

ロビーでは、写真の展示もあり、開場前からすでににぎやか。

クリエイティブ・スクールでは、3月〜12月の10ヶ月のカリキュラムの中で、
今期は、韓国のDMZ、インド、ネパール、ラオス、ヨーロッパ各国などを旅してきました。

そこで何を学んできたかを、パフォーマンスを通じて伝えるというのが、この発表会です。

自分の体験をもとに、作品を創作し、演じる

それぞれの学生がテーマをもって、
自分の体験などをもとに、それぞれの作品を作っているそうです。
みんな、もともとからパフォーマンスなどが得意だったというわけではありません。

誰でも、やればこれだけのことができるようになるということが、
すごいことだね、と、日本のみんなとも話したところでした。

演劇あり、ダンスあり、音楽あり、映像あり。

ラストはバトゥカーダ (サンバの太鼓)の演奏。
客席でも踊り出して、盛り上がりました。

言葉がわかればもっと楽しめると思いますが、
わからなくても、ものすごいパワーが伝わってきて、
3時間のステージ、圧倒されました。

バトゥカーダ(ラテンのドラム)の演奏を、動画で紹介

ラストのステージは、バトゥカーダ(ラテンのドラム)の演奏。

前回見たときも、この迫力に圧倒されて、また見たい!と思っていたものです。

半年前(2019年5月)に会ったときも良かったけれど、
そのときよりもずっとずっと、パワフルな演奏になっていました。

最後は、ステージに上がって、一緒に踊りました。

九州から一緒に参加したメンバーが、撮影・投稿した映像を紹介します。

ちなみに、半年前(2019年5月)の演奏は、こんな感じでした。(撮影者は同じ)

クリエイティブスクール(旅の学校)の校長先生

12月26日。クリエイティブスクールの発表会の翌日。
校長先生が、超多忙な中、時間を作って30分ほどお話に来てくださいました。

パワフルで、豪快で、とっても明るい女の先生です。
さすがに、世界を回っている方だけあって、とても気さくな方です。

もともとは、オルタナティブ・スクールの先生だったそうです。
その学校を辞めるときに、少し休んで旅に出てくる・・・と言ったら、
一緒に連れていってください!と言った生徒さんたちがいて、
それが、クリエイティブスクール(旅の学校)のはじまりだったそうです。

クリエイティブ・スクールは、ヨーロッパやアジアなど、
いくつかの滞在できる拠点を持って旅をしていますが、
日本には、まだ来たことがないそうです。

次年度の旅先の候補に、九州が上がっているそうです。
実現したらいいな。

さて、あっという間の1週間でした。

釜山から福岡への帰りのフェリーの中は、
クリスマスとお正月が一緒になったように、にぎやかに飾られていました。

帰ったら、やりたいことがいろいろ。
今やってることを、丁寧にすすめていけばいいんだと、改めて感じて。

おわりに

以上、2019年12月に訪れた韓国・釜山の旅の様子を、前半と後半の2回に分けて報告しましたが、いかがでしたでしょうか?

この年は、韓国に3回も訪れていますが、最初はわからなかったことが、少しずつわかってきたように感じています。

日本と韓国、共通する流れが、いろいろある。
日本での暮らしを丁寧にしていけば、見えてくることが、もっともっとあるだろうな、
と、訪問のたびに、そんなことを感じています。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

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